村上さんの経済番組
2006年04月25日 01:11 | com: 0 | tb: 1
月曜の22時からはテレ東のカンブリア宮殿を。
村上龍氏がゲストを迎え、対談をする。形式としてはNHKのトップランナーと似ているけれど、こちらは経済というテーマのもとに番組が制作されているようだ。
あらかじめ取材したVTRと対談を織り交ぜながら、経済について話をしていく。その過程では、働くとは何か、生きていくとはどういったことなのか等の、漠然としてはいるが、ものごとの本質を突いていこうとする姿勢と、収録現場に子どもたちを集め、彼らに一流の生き方や考え方をアナウンスしたいという気概も感じられた。
今後の日本経済を牽引するキーワードは、ものつくり大国日本であるとか、技術大国日本であるようだ。それらはもはや使い古された言い回しではあるが、依然力を持っており、これからも日本が国際社会において固持していかなければならないのは技術力であるというメッセージを投げかけている。
世界に通用する技術が日本で生まれている。しかも、その現場はトヨタに代表される大企業だけではなく、中小企業という零細な企業が支えているといえる。
教育の大衆化に関する指摘、つまり大学卒はあまり役に立たないとする論も飛び出し、中卒や高校中退者がアドバンテージを持つこともあるという話も出てきた。これらの話での要点としては、単に学歴を重ねるだけでは意味がなく、早期に戦略的なビジョンを描くことができるかどうかに、生き方の差が出てくるということだろう。
この番組が誕生した経緯については分からないが、大人だけではなく、子どもたちにも伝えられるメッセージ性があるのではないだろうか。むしろ、これから将来を考えなければならない、ありていに言えば働くこと、どのようにして食っていくのかをイメージしなければならない子どもたちにこそ有効であるかもしれない。
村上氏の活動は小説を中心に様々であるが、僕がしばしば参照するものは、金融や経済に関する情報を配信しているJMM(Japan Mail Media)、働くことについて考える13歳のハローワーク公式サイト、そして今回のテレビ東京カンブリア宮殿などである。
特にJMMはメールマガジンとして気軽に情報にアクセスできること、経済に関する専門家による様々な視点を得られること、曜日ごとに世界各国の文化を紹介するレポートがあることなどで、質の高いものを提供してくれる。
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